こんにちは!
すまいの窓口不動産アドバイザーです!
今回のブログでは、中古住宅の購入を考えている方には絶対に聞いていただきたい内容をお伝えします!
その内容は『中古住宅について知っておくべきポイント~検討段階編~』です。
第2弾に内覧編がございますので、次回の投稿もお楽しみに♪
検討段階編では、中古住宅を検討する際に知っておくべきポイントを2つに分けてお伝えしていきます。
まず一つ目は『これからの中古住宅のニーズ』についてです。
最近、中古住宅が売りに出ているのをよく見かけますが、実は年間の流通戸数では、新築住宅の120万戸に比べ中古住宅は20万戸、新築の6分の1くらいなんです。
これまで、日本の住宅政策は新築住宅を次から次へつくり出すというものでしたが、それを転換して、中古住宅と賃貸住宅の流通を促進させようと「住生活基本法」が2006年6月に動き始めたところです。
ですので、これから中古市場の整備がさらに進めば、中古住宅の取引もしやすくなり、ますます活発になってきます。
これまでは「新築が買えないから中古に」というような、中古住宅の位置付けが低すぎる風潮がありました。
ですが、これからは年月を得て、風合いの出てきた建物や街並みに価値がつく時代になることを考えると、質のいい住まいを見つけることができれば、とても賢いお買い物になります。
こちらを簡単にまとめますと、個性の多様化が言われる中、自分の生活スタイルに合った方法を考えて中古住宅を選ぶ人が増えてきており、これからも確実に増えてくるということです。
二つ目は『物件を検討する際に気をつけるべきポイント』についてです。
まず、建物がつくられた当時の設計図面が一通り残っているかどうかを確認しましょう。
具体的には「設計図面」というのは、間取り図だけではなく「立面図」「伏図」などの工事用の図面一式です。こちらもきちんと残っていることが重要です。
次に、保守や点検を記録した「補修履歴」が残っていることです。「いつ・どこを・どう修理した・リフォームした」というものです。また、こちらのフォーマットは問いません。
以上の図面や書類がきちんと保管してあるかどうかを確認しましょう。
また、中古住宅の流通に欠かせないのが「質」と「適正な価格」です。
実は査定する人が現地に行って建物を見るとき、大事な骨組みや構造、耐久性など、よく調べなければならない部分が調べられていないことがほとんどです。
価格付けや品質が不透明になってしまっています。ですので、表面から見えない部分は、建築現場に詳しい専門家に調査を依頼するようにしましょう。
市場整備が始まったばかりの中古住宅は、ほとんどが築年数を基準に価格が決められているのが現状です。
そこで、表面からは見えない部分の骨組みや構造、躯体がしっかりしているかどうかを見極めることができれば、いい物件を手に入れられる確率が増えてきます。
その時に活用したいのが専門家による調査、インスペクション(建物調査)です。こちらは建築現場や設備に詳しい人、建築士などの専門家に調査を依頼するものです。
7万~20万円程度の費用(調査内容により異なる)は発生しますが、数千万円の大きな買い物だからこそ、信頼のおける専門家に調査をしてもらうほうが安心ですし、購入後のトラブル防止にもなります。
全体のまとめをお伝えします。
中古住宅を検討する段階で知っておくべきポイントは2つです。
一つ目が『これからの中古住宅のニーズ』についてです。
これまでは「新築が買えないから中古に」というような、中古住宅の位置付けが低すぎる風潮がありました。
ですが、これからは自分の生活スタイルに合った方法を考えて、中古住宅を選ぶ人が確実に増えてくるということです。
二つ目が『物件を検討する際に気をつけるべきポイント』についてです。
こちらが2点あります。
一つ目、建物がつくられた当時の設計図面が一通り残っているかどうかを確認することです。物件を選ぶ際の判断材料の一つとして、こちらも入れて頂くことをおススメします。
二つ目、専門家による調査、インスペクション(建物調査)を行うことです。数千万円の大きな買い物だからこそ、購入する前の段階で、信頼のおける専門家に調査をしてもらうようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
検討する段階でも、知っておくべきことはたくさんあります。
他にも気になることや分からないことがありましたら、いつでもご連絡お待ちしております♪